理念

一人ひとりの自己実現と、
誰にとっても暮らしやすい
地域づくり

この理念は、ひらいルミナルの力だけでは実現しません。一人ひとりの自己実現も地域づくりも、地域の方々の力が必要です。

自己実現のために

例えば、精神科病院や施設で一生過ごすことない支援。
例えば、ご本人の望む生活やおもいに寄り添える支援。
例えば、孤独や孤立から脱却し、外につながる支援。
そんな支援も、私たちだけの力ではできません。自分ではどうすることもできないことが、人や社会とのかかわりのなかで解決されるように。私たちが目指す「一人ひとりに合ったオーダーメイドの支援」は、地域の方々や関係機関との連携があってはじめて実現できるのです。

地域づくりのために

例えば、障害があっても暮らしやすい地域。
例えば、自分の望む生活が実現しやすい地域。
例えば、孤独や孤立をつくらないインクルージブな地域。
障害のある方が抱える困難は、その方個人だけの課題ではありません。医療や福祉サービスはもちろん、スーパーやコンビニ、飲食店、美容室、大家さんに町会。そんな、普段から接する社会資源との関係のなかに解決の糸口があります。
私たちは福祉専門職であると同時に、地域に暮らす住民でもあります。ですから、その課題は私たち自身の課題。自分ごととして捉えることで、より暮らしやすい地域づくりにつなげます。

生き方や暮らしを共に考えます

活躍できる、暮らしやすい地域を創ります

私たちが大切にしている
法人としての基本姿勢

中立性

利用者本人を中心とした、
様々な関係の間に立つ

私たちは障害者本人と様々な人々との間にいる存在にすぎません。本人が目指す生活のためには、本人を中心に、様々な人や機関等との関係づくりを促す必要があります。

素人性

障害・症状を区別するだけでなく、
生活者の視点を

誰しも、障害者である前に地域の住民です。障害や症状をただ専門的に区別するのではなく、地域で暮らしていくためには何が必要か、生活者の視点で考え社会と結び付けていくことが大切です。

柔軟性

固定的な考え方にとらわれない

私たちが活動する地域は決して広くありません。しかしそこで暮らす人の背景となる歴史や文化、慣習などが異なる場合は少なくありません。誰にとっても暮らしやすい地域づくりのためには、私たち自身が既存の考え方に捉われず、柔軟な姿勢でさまざまな社会資源を活用することが必要です。

創造性

法制度のみに依らない

私たちの事業所を利用する方たちのニーズも、地域社会のニーズも日々刻々と変化します。こうしたニーズに応えるためには、合理的な配慮に基づきつつ、法制度に依らない創造的な視点が必要です。法制度に依らない創造的な視点が必要とされることがあります。

機動性

必要な時に必要なアクションを起こす

私たちの事業所を利用する方たちのニーズや地域社会のニーズに、私たちは十分に応えられないこともあります。しかし、そうした課題を放置せず、どのようにすれば解決できるかを考え、行動することが重要です。課題の本質を見極めてどうすればいいかを考え、課題の内容を発信するとともに私たち自らが率先して動かなければなりません。放置は、人権侵害にもつながる重大事態です。待っていても決して解決はしません。

相談援助における
3つの行動方針

ワンストップ

受けた相談は
たらいまわしにしない

ケアマネジメント

デマンド(主訴)に寄り添い
チームで応援する

アウトリーチ

セーフティネットにつながらない方にも手を伸ばす

全ての援助活動における
3つの基本方針

フットワーク

足を使って
顔の見える支援を

ネットワーク

社会資源どうしをつないで
面での支援を

チームワーク

本人を含むみんなで支え合う
チームづくりを